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【手塚治虫】雑巾と宝石#9 怪談雪隠館

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『怪談雪隠館』。手塚自身が登場し、原稿を仕上げるため旅館に行く話。アダムスファミリーを描きたかったのか、人気だったのか…ちょっとした怪談。最後に淀川長治が登場する。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#8 やぶれかぶれ

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『やぶれかぶれ』。女性をどう口説き落とすか?という話と、着陸しない最新鋭の航空機をどう着陸させるか?という話に、無理絡めてやりまとめる力技。強引すぎるストーリー。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#7 われ泣きぬれて島と

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『われ泣きぬれて島と』。島に愛された男の不思議な話。最後の駄洒落は…大人な感じ。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#6 アポロはなぜ酔っ払ったか

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『アポロはなぜ酔っ払ったか』。小悪魔的魅力を持った女の正体は?といった話と、アポロが月へ行った話を絡めた作品だが…いまいち。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#5 日付健忘線

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『日付健忘線』。サラリーマンマンガ風ではあるが、ファンタジックで面白い。笛を吹く妖精じみた子供が可愛くもあり、不気味でもあり、魅力的。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#4 スター・ダスト

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『スター・ダスト』。文字通りの星屑を宇宙人のゴミとしたショートショート。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#3 昆虫少女の放浪記

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『昆虫少女の放浪記』。昆虫少女が自殺しようとするところから物語が始まる。放浪記の昆虫パロデイー。昆虫少女は、死んで人間に生まれ変わりたいと願うのだが…オチが秀逸。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#2 第三帝国の崩壊

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『第三帝国の崩壊』。イラストに番号とキャプションがあり、順に読んでいくマンガ。つまり、コマ割による表現が無い。ヒットラーに似た独裁者の哀れな物語。独裁者の死後にも救いはない。





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【手塚治虫】雑巾と宝石#1 雑巾と宝石

手塚による大人マンガ(ヤングもの?)で、9つの短編が収められた作品集。初期の版には『2.11事件』という作品が掲載されていたが、現在は削除され未収録作品となっている。

『雑巾と宝石』。自分の容貌に不満のあった美男と醜女が車にぶつかるたびに、美男は醜く醜女は美人となる話。物語のはじめに、二人が衝突するのだが、男女の入れ替わりモノかと思いきや…それぞれの美醜が変わるという設定は、珍しく面白い。





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【手塚治虫】ユフラテの樹

手塚治虫による超能力マンガ。超能力をまともに正面から扱った手塚マンガは意外と少ない。

物語は3人の高校生が、生物研究のレポートを作るため、恵法場島を訪れるところから始まる。島の調査をすすめるうちに、動物たちに守られた不思議な木、「ユフラテの樹」を見つけ、その実を手に入れるところから、物語が動き始める。この実を食べることで、超能力が使えるようになると知った3人。このことを秘密とし、それぞれが実を保管することになったのだが…

さて、この実、ドルベスチンという物質を含み、その効果は「大脳皮質を興奮させ眠っている部分をめざめさせて、知能を発達させる」ということで、人類はこの実によって、文明を発達させたということらしい。さらに、物語の最後には、キリスト、マホメット、ブッダもこの実を食べた超能力者だという!なんとも、トンデモ本ライクなことが書いてあるわけだが、このテイスト嫌いじゃない。

実を食べないことを約束していた3人だったが、悩み多き高校生がそんな誓いを守れるわけもない。実を食べ、超能力を手に入れた3人は、欲望にひきづられて行くように恵法場島に集まるのだった。

高一コースという雑誌で連載していたこのマンガ。高校生の等身大の悩みを出すことで、理性と欲望の狭間での葛藤を描く、手塚の巧さが光ります。高校生の妄想と欲望を超能力として描き代弁する、連載誌に適したテーマの扱い方。構想もなしに連載をスタートさせたということだが、超能力を得て暴走していく部分から、最後の爽やかな終わり方まで、きれいにまとまった佳作。





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