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拾われたツバメの子。

知人の知人が弱って傷ついたツバメの子を拾ったらしく、鳥カゴに入れられたツバメの子を持ってきた。これから自然博物園「ねいの里」にある富山県鳥獣保護センターに持っていくということ。ツバメの子はヒナと大人の中間ぐらいで、顔つきはまだ子供っぽい感じ。つりの餌のミミズ?をパクついている。目の横の白い毛がフワフワの産毛でかわいい。片目だけ開いたり閉じたり。片方の羽がやられていて、うまく飛べないそうで。巣立ってすぐにどこか怪我したようだ。半人前。いや半鳥前。

巣立ちのツバメのヒナを人間が保護することは、生態系全体のこと、のちのちのことまで考えると良いことではない。ヒナを育てることの難しさ、のちに野生へ復帰させる難しさなど、人間にできることは限られている。自然界の食物連鎖ピラミッドの中では、ツバメのヒナは高位にいる消費者にとっての餌にすぎない。人間がかわいそうと感情だけで勝手に介入することで、自然界の食物連鎖の流れを乱すことになるのだ。巣から落ちていたら、そっと巣に戻すなどすればよい。

とはいえ、この情緒をくすぐるヒナの可愛らしさはいったいなんなのだ!

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