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【手塚治虫】未来人カオス

「友情を信じる神と信じない神(悪魔)との確執に翻弄される二人の男の物語」という大きな本筋がありながらも、実際には本筋を忘れてしまうくらいに、スペースオペラ的な物語の側面が強くなり、そして本筋を忘れてしまえば、だんだんと面白くなるという不思議な作品。

手塚が大きなテーマにしようとした「友情」は、第一部で完(ストーリー的に決着つかず)になっているので、このテーマだけでこの作品は語れない。テーマを抜いても面白い…というか、キャラクターが動き出す魅力がある。大河ドラマ・スペースオペラとして、その後の展開もすごく気になるところだが、物語のカタストロフィを待つよりも、この作品について云えば、このまま終わってよかったのかもしれん。

SF的な世界観やトリッキーな設定を楽しむというよりも、相変わらずの手塚節で描かれる人物描写やドラマにハートを持っていかれる。主人公の敵である大郷譲。物語が進むにつれ、彼にだんだんと感情移入していくようできているストーリーと人物描写の妙に脱帽間違いなし。

手塚の作品のなかでは有名な作品ではないし、間違いなく中途半端に終わった(終わらされた)作品ではあるのだが、隠れた佳作といっても過言ではないだろう。

主人公である須波光二がカオスになったあとの髪型がなかなか好き。

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